矯正治療

Orthodontics

矯正治療|町田市旭町の歯医者 - アロハ歯科・矯正歯科

Orthodontics


矯正歯科治療

矯正歯科治療とは

矯正歯科治療は、綺麗な歯並びに改善することはもちろんですが、かみ合わせを改善することは、とても大切な治療のひとつです。
当クリニックでは、まず患者様のお悩みや気になることを聞かせていただき、その後に矯正治療の方法や装置の種類、費用などについてご提案をさせていただきます。

矯正歯科治療には様々な方法があります。通常の矯正治療(表側の装置)だけでなく、ご自身で取り外しが可能なマウスピース型カスタムメイド矯正装置(インビザライン)などがあります。
患者様それぞれの生活スタイルによって選択が変わります。患者様にとってベストな治療方法を選択いただけたら嬉しく思います。
まずはお気軽にご相談ください。

何故矯正歯科治療が必要なのか

審美的な改善と前向きな気持ち

最も多くご相談をいただくケースは、審美的な側面でご相談をいただきます。
審美的な側面でお悩みを解決することは患者様の満足に繋がり、沢山のより素敵な笑顔を生み出すことができるため、患者様にとってとても大きな悦びです。

機能的な改善

1. 消化器官への負担を改善
歯並びの改善をすることで物をしっかり噛めるようになります。歯並びが改善されると食べ物をしっかり噛んでから飲み込むことができるため、消化器官への負担が改善されます。
2. むし歯や歯肉炎,歯周病のリスクの緩和
歯並びが悪いとむし歯や歯肉炎,歯周病などのリスク上がると考えられます。
理由としては、歯のすみずみまでハブラシが届きにくいため、きちんと清掃をすることが難しいからです。
歯並びを改善することで、むし歯や歯肉炎,歯周病になるリスクが軽減されると言われています。

患者様の口腔内の症状について

叢生(そうせい)

歯がデコボコ(叢生・そうせい)

叢生とは

歯並びがデコボコになり、所々で重なって並んでいる歯並びをいいます。

原因
上あごや下あごが小さかったり、一本一本の歯が大きかったりすると、歯が生てくるスペースを十分に確保することができず、その狭いスペースに無理やり歯が生えることによって、歯の並びがデコボコになってしまいます。
考えられるリスク
歯ブラシの際の磨き残しが出やすくなるため、むし歯や歯肉炎,歯周病の発生リスクが高くなります。
上顎前突(じょうがくぜんとつ)

出っ歯(上顎前突・じょうがくぜんとつ)

上顎前突とは

前歯や上顎が前方に出ている状態のことをいいます。

原因
歯の位置異常によるものや、骨の成長に起因するもの、また口呼吸などの普段の生活習慣などがあります。
考えられるリスク
顔のケガで前歯をぶつけたりする可能性が高くなります。顎骨への負担が大きくなり、顎関節症のリスクが高くなると考えられます。
下顎前突(かがくぜんとつ)

受け口(反対咬合・はんたいこうごう・下顎前突・かがくぜんとつ)

反対咬合とは

下あごの歯の一部や、下あごの歯全体が上あごの歯よりも前に出ている状態のことをいいます。

原因
歯の位置異常によるものや、骨の成長に起因するものが原因となります。
考えられるリスク
前歯で物を噛むことができなかったり、会話をする際の発音にも支障が出ることがあります。
開咬(かいこう)

前歯で噛めない(開咬・かいこう)

開咬とは

歯が噛み合わず、上下の歯の間に隙間が空いてしまう状態のことをいいます。

原因
幼少期の指しゃぶりや舌癖の継続で起こる場合や、鼻づまりで口呼吸になり、唇や口の中の筋肉のバランスが崩れて起こる場合や、骨格的に問題がある場合などがあります。
考えられるリスク
食べ物を上手に噛むことができなかったり、発音(特にサ行)が上手にできなかったりします。
空隙歯列(くうげきしれつ)

空隙歯列すきっぱ(空隙歯列・くうげきしれつ)

空隙歯列とは

歯と歯の間に、すき間がある状態のことをいいます。
前歯の真ん中に隙間がある場合は正中離開(せいちゅうりかい)といいます。

原因
生まれつき歯の本数が少なかったり、通常よりも歯が小さいこと、また通常よりも顎が大きいために歯並びのスペースが余ることで歯と歯の間に、すき間ができてしまいます。また、舌癖によっても空隙歯列の原因になる場合があります。
考えられるリスク
上の前歯に隙間が空いているとサ行の発音がしづらくなったり、笑った時の見た目に支障が出る場合があります。
過蓋咬合(かがいこうごう)

かみ合わせが深い・下の歯が見えない(過蓋咬合・かがいこうごう)

過蓋咬合とは

通常、上下の前歯は2-3mm重なり合いますが、重なりの程度が大きい状態を過蓋咬合といいます。

原因
上下の顎がアンバランスな場合や、奥歯の高さが足りない場合など原因は様々です。
考えられるリスク
歯が極端に擦り減ったり、上あごの歯肉に下の歯があたり炎症を起こしたりすることがあります。
また、下あごに運動制限が生じて顎関節症を引き起こす関連が深いともいわれています。
交叉咬合(こうさこうごう)

かみ合わせが横にズレている(交叉咬合)

交叉咬合とは

下の歯列が上の歯列より外側にでている状態のことをいいます。

原因
上下の顎がアンバランスな場合や、日常生活の中で頬杖や横向きで寝るなどの癖によるものなども原因となることがあります。
考えられるリスク
顔が歪んでしまったり、どちらか片方の顎に負担がかかり、顎関節が痛んだりする可能性があります。

大人の治療方法

  • マルチブラケット装置

    マルチブラケット装置

    歯の表側にブラケットという装置をつけ、そこにワイヤーを装着し、ワイヤーの力を利用して歯を少しずつ動かしていきます。
    従来から行われているスタンダードな矯正装置です。
    当クリニックでは審美性の良い白いブラケットや白色コーティングしたホワイトワイヤーを扱っております。

  • マウスピース矯正

    マウスピース矯正

    透明なマウスピースを段階的に交換しながら歯を少しずつ動かしていきます。
    矯正期間中の見た目を重視される方、仕事などで表側に装置がつけられない方に好まれます。マウスピースをつけている時間が矯正期間を左右するため、自己管理がとても大切になります。また症状によっては期間が長くなってしまったり、適用出来ない場合もあります。またかみ合わせの状態によってはブラケット装置と併用する場合もあります。

子どもの治療方法

子どもの治療方法

固定式のものや、可撤式のものなど種類は様々です。精密検査を行い一人ひとりに合った方法をご提案させていただきます。

矯正歯科治療は公的健康保険適用外の自費(自由)診療です。

矯正歯科治療に伴う一般的なリスクや副作用について

  1. ① 最初は矯正装置による不快感、痛み等があります。数日間~1、2週間で慣れることが多いです。
  2. ② 歯の動き方には個人差があります。そのため、予想された治療期間が延長する可能性があります。
  3. ③ 装置の使用状況、顎間ゴムの使用状況、定期的な通院等、矯正治療には患者様の協力が非常に重要であり、それらが治療結果や治療期間に影響します。
  4. ④ 治療中は、装置が付いているため歯が磨きにくくなります。むし歯や歯周病のリスクが高まりますので、丁寧に磨いたり、定期的なメインテナンスを受けたりすることが重要です。また、歯が動くと隠れていたむし歯が見えるようになることもあります。
  5. ⑤ 歯を動かすことにより歯根が吸収して短くなることがあります。また、歯茎がやせて下がることがあります。
  6. ⑥ ごくまれに歯が骨と癒着していて歯が動かないことがあります。
  7. ⑦ ごくまれに歯を動かすことで神経が障害を受けて壊死することがあります。
  8. ⑧ 治療途中に金属等のアレルギー症状が出ることがあります。
  9. ⑨ 治療中に「顎関節で音が鳴る、あごが痛い、口が開けにくい」などの顎関節症状が出ることがあります。
  10. ⑩ 様々な問題により、当初予定した治療計画を変更する可能性があります。
  11. ⑪ 歯の形を修正したり、かみ合わせの微調整を行ったりする可能性があります。
  12. ⑫ 矯正装置を誤飲する可能性があります。
  13. ⑬ 装置を外す時に、エナメル質に微小な亀裂が入る可能性や、被せ物(補綴物)の一部が破損する可能性があります。
  14. ⑭ 装置が外れた後、保定装置を指示通り使用しないと後戻りが生じる可能性が高くなります。
  15. ⑮ 装置が外れた後、現在のかみ合わせに合った状態の被せ物(補綴物)やむし歯の治療(修復物)などをやりなおす可能性があります。
  16. ⑯ あごの成長発育によりかみ合わせや歯並びが変化する可能性があります。
  17. ⑰ 治療後に親知らずが生えて、デコボコが生じる可能性があります。加齢や歯周病等により歯を支えている骨がやせるとかみ合わせや歯並びが変化することがあります。その場合、再治療等が必要になることがあります。
  18. ⑱ 矯正歯科治療は、一度始めると元の状態に戻すことは難しくなります。