具体的な歯周病治療の流れ
1
基本検査
レントゲン検査で骨状態を診査し、そして歯周ポケットを測ります。3mm以内が健康な歯肉と診断されます。検査結果をもとにして歯垢(プラーク)、歯石の除去を行います。(スケーリング&ルートプレーニング)
2
説明・指導
「歯周病について」、「検査の内容」、「今後の治療計画」について説明を行います。
3
プラーク・歯石除去
歯茎より上にあるプラークや歯石、および歯茎の下にある歯石の除去を段階的に行います。
4
再評価
各種検査により、治療の奏功について評価を行います。歯や根面の歯垢や歯石が除去されたことで、歯茎の状態が改善され歯周ポケットの深さが3mm以下程度まで維持されればメインテナンスに移行します。
5
メインテナンス
歯周病の再発防止と、健康状態の維持のためには、定期的に検査と予防処置を行うことが重要となります。
歯周病の原因である細菌を定着させないようにする、つまりプラークや歯石がたまらないように定期的に管理していくことが重要です。メインテナンスは日頃の歯みがきの方法のことや定期的な歯石除去に加えて、むし歯やかみ合わせのチェックやフッ素塗布などを行っていきます。